海外で見つけた — 自分に合った“適職”とは?

オーストラリアで生きる

こんにちは!オーストラリアに住み始めて、8年目になりました、Yukaですニコニコ気づき
今はオーストラリア人のパートナーのトリちゃんと、夫婦でフードトラックを始めるために準備を進めています!💪

さて、タイトルにもある「適職」=「自分に合った仕事」についてですが、 この約1年の間に、雇われる立場として働く中で「これこそが、私がやりがいを感じて続けられる仕事かも!!!!」と思える仕事に出会うことができたので、今日はオーストラリアでの1つのキャリアとして、その仕事について、私の今までの職業履歴から、そこに行き着いた背景も含めて、書いてみたいと思います。

もし、私のブログやYouTubeなどの発信を通して「わかる〜!」と共感することが多いな〜と感じてくれる方がいたら、きっとこの仕事があなたにも合っているかもしれません♪ 今後オーストラリアでどんどん需要が高まっていくキャリアだと体感としているので、ぜひチェックしてみてください!✨

転職を繰り返す私が感じていた違和感

私は日本にいたときも、オーストラリアにいるときも、本当によくもわるくも…転職が得意で(そもそも得意と言っていいのか。笑)、さまざまな仕事を経験してきました!ピリピリ

10代の頃のアルバイト時代も含めると、カフェスタッフ、ファミレスのウェイトレス、コンビニ店員、ピザ屋スタッフ、Apple Storeのスペシャリスト、美容クリニックのカウンセラー、オンライン英語教材の営業販売、バリスタなどなど……

また、転職を重ねるたびに、勤務期間がどんどん短くなっていってることにも気づいていました。苦笑
もちろんですが、素直に全部書いていったら、履歴書には収まりきりません😂👍

この中でも、社会人として初めてのお仕事、かつ、一番長く勤務できた場所がApple Storeでのお仕事でした。iOSの契約チームからスタートし、最終的にはGeniusとしてGenius Barでサポートするポジションまでを経験させてもらいましたキラキラ仕事はめっちゃ楽しかったし(もちろん、日々進化するApple製品のソフトウェアやらハードウェアやらについていくのに苦戦し、*Overwhelmして、店頭で溢れてくる涙を抑えられなかった経験もあります)、今でも元同僚と繋がっているほど横のつながりも良く、先輩や上司との関係も良好、休みも取りやすい。今改めて考えても、最高に近い環境下だったと思います。

※Overwhelm:情報や感情が一気に押し寄せて、気持ちがいっぱいいっぱいになる状態。英語圏の暮らしの日常会話でよく出てくる単語です!

でも、そんな良い職場環境だったのにもかかわらず、当時思ってたこと。それは、
この仕事のポジションって、私じゃなくても別にいいし、代わりならいくらでもいるよね??
だったんです。なんだか毎日同じことの繰り返しだなぁというか、、、

例えば、社内で昇格していって、本社勤務になるとか、社内でキャリアを積み上げていくような未来があまり見えなかったのと、これはどこの職場でも言えることなのですが、全体像を把握して、ある程度仕事ができるようになると、そこでの空腹が満たされてしまって、「次を見てみたい!」といったような、また新しいワクワクをみてみたくなる感覚すらありました。(一時は、なんで黙って働き続けられないんだろう…って思っていました笑い泣き
そして暇さえあれば、常に転職サイトの求人情報を読みあさっている、といった状態でした。(この求人サイトを見るのが、これまた楽しくはあるのですが、これって地に足ついてないというか、目の前のお仕事に一生懸命になれてないですよね💦)

そして、当時の私の頭の中は、

往復の通勤時間と休憩時間を含めたら、日に合計10時間は使うし、この1日だけで約10時間の拘束を、週に5日もやった上で、月にもらえる給料はたったの○○万円か・・・

こんな考えでいちゃってました。

というか正直、こんなに拘束されて、これだけ???って感覚だったんです!じゃあ、年収いくらだったら納得できるんだろう?って考えた時に、もし年間でどれだけたくさんもらえたとしても、やっぱりこの働き方は違うな…と思ったのです。

というのも、1日10時間 × 週5日というものすごく長い時間、というか人生のほとんどの時間を“誰かの会社”のために使っていることが、なんだか腑に落ちなかったんです。「それなら、家族や身近な人のために使いたい」って、心のどこかで思っていたんですよね。やっぱり私にとっての鍵は、「自由さ」だったのかなと思います。

※ここでいう「自由さ」は、自分で選んで、自分で進めていける“選択の自由”みたいな感覚です!

子育てと動画編集、自由な働き方へのシフト

このあたりから、「自分の人生をどう生きていきたいのか?」という問いが、少しずつ自分の中でクリアになっていきました。
それが、のちの本格的な内省や価値観の掘り下げへと繋がっていきます。

ちょうどこの頃、オーストラリアへワーホリに行こう!と決意したのも大きな転機でした。そして渡豪後、今のパートナー・トリちゃんに出会います。その後、妊娠をきっかけに「我が子とできるだけ一緒にいたい」という思いが強まり、動画編集のスキルを学んでオンラインで完結できる働き方へとシフトしました。

この選択は、当時の私にとってとても大きな意味がありました。そしてこのスタイルはなんとその後、4年以上も続き、Apple Storeでの最長勤務記録を更新するほど、自分史上でいちばん長く続いた働き方になったのです。


雇われずに、自分の力で収入を得るという体験を通じて、「今までの働き方って、めっちゃ受け身だったな…」と痛感しました。
同時に、企業に雇われていた頃は、どれだけありがたい環境で働かせてもらっていたかにも気づかされました。

しかし、息子が3歳半になる頃・・・心の中にまた新たな感情が湧いてきました。

「もっと外に出たい」
「人と直接会って、触れ合いたい」

その想いが、日に日に大きくなっていったんです。

さらに現実的な問題として、フリーランスでいるとローンが組めないという壁にも直面しました。
私のフリーランス収入が日本円メインだったこともあり、このままでは家を買うなどの計画が非常に難しいという現実が…。

そして私たちの場合は、パートナーのトリちゃんも独立したばかりの自営業メカニック。
そこで思い切って、“一度、再び雇用される形の仕事をやってみよう!豪ドルでの収入も増やしてみよう!”という、方向転換をすることにしたのです。

“オンラインのみ”の働き方が、自分には向かないと気づいた理由

実は、4年以上も「フリーランス × オンライン完結」でやっていた私ですが…
もともと“オンラインだけのやり取り”って、あまり得意じゃなかったんだ。と気づけたのは、だいぶ後になってからのことでした。

そもそも私は、対面で1対1で深く話すことのほうが得意で、好きなタイプで、Zoomで複数人と話すミーティングなどは、ほんとは地獄絵図だったんですよね・・・無気力笑 当時は“やるしかない”という状況でこなしていましたが、今思えば、終わった後の疲労感はなかなかのもので、同時にそれが「自分の苦手なこと」だったという自覚すらもありませんでした。


なぜそんなに苦手だったかというと・・・画面越しだけだと、人の温度感や雰囲気、間(ま)がつかみにくいんです。そのせいで、無意識に気を使いすぎてしまって、結果として、必要以上に疲れる・話の本筋から意識が逸れるという悪循環に陥るのです。

「今〇〇だったよな、相槌入れた方がよかったかな…」

「あ、やべっ、違うこと考えてた💦え〜っと…なんだっけ」

この時点で話に置いていかれてる

よく聞かなきゃまずいぞ→余計に話が耳に入ってこない

このループがミーティング中に頭の中でちょこちょこ行われてるので(意図せずに泣)、終わったら終わった嬉しさと頑張った達成感がありつつも、ぐったりくる疲労感もありき、というのが都度でした。

今思えば、これって私自身の脳の特性が大きく関係していたんですよね。

▶︎当時はまだ診断前で、そんな風に俯瞰するというか、一歩引いてみることができていませんでした。

今は自分の特性がわかったおかげで、「手に取らない方がいいこと」が明確になったのですびっくりマークびっくりマークびっくりマークびっくりマーク
「これは違う!」「これは私にはできないやつ!」…といったような、“自分が手に取るべきではない類のもの”が、以前よりずっとクリアにわかるようになりました。そして、オンラインのみの展開は目指すべきじゃないと気づけました。

これは自分にとって、大きな収穫でした!

内省する習慣 × 脳の特性 を知れたこと

結果、このかけあわせによって、キャリアに関しての満足度がだいぶ高まったように感じています!!

みなさんも、「あること」に気づいたり、あるきっかけがあったりして、将来のキャリアが明確になった!というエピソードは、ありますか??✨✨✨

雇われる身としてのベストキャリア!

そしてここで、やっと今回のタイトルに行きつきますが!!!

今やっている仕事が、まさに自分のこの「ちょっと厄介な特性」と思っていた傾向を活かせる仕事であり、仕事に対しての考えを払拭してくれるお仕事、だったのです!

その仕事とは、

✨・NDISのサポートワーク(障がいを持つ方への支援、サポート)

です!!!!

仕事内容としては「サポートワーク」、職種名(キャリア名)としては「サポートワーカー」と呼ばれる仕事です💡

※オーストラリアでは、NDISという制度のもと、障がいのある方の生活や社会参加をサポートする職種のことをこう呼びます。


次回の【オーストラリアで仕事 — NDISサポートワーク】では、

  • 実際にどんな業務をしているのか?
  • なぜASD・ADHDの特性が活かせていると感じているのか?
  • なぜ「これは合っている!」と感じたのか?

などなど、私の体験ベースで詳しくお伝えしていきます!

それでは……
See you next time🌿✨

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