こんにちは!オーストラリア生活8年目、
母親業4年目になるYukaです
アメリカ留学やオーストラリアでの生活を通して
感じたことや、日々の挑戦などを、
このサイトやYouTubeで共有させてもらっています
今回は我が家の言語環境と、それによる息子のバイリンガル成長過程を話していくので、
冒頭では家族の構成と、一部育った背景も紹介していきます
家族構成と私たちのバックグラウンド
👨🔧Dad
アメリカ出身の母とオーストラリア出身の父を持ち、オーストラリアで生まれ、オーストラリアの大自然の中育った、私のパートナー、トリちゃん
👩⚖️Mum(Me)
日本生まれ日本育ち。両親も日本人、そして江戸っ子であり、幼稚園は浅草、実家は日本橋という、大都会で生まれ育ってきた私。もともと一切話せなかった英語は、アメリカの大学留学を経て習得
👦Son
オーストラリアのブリスベンで生まれ、上記の私たちを両親に持ちながら、オーストラリアで育っている4歳の息子
トリスと私の生まれ育ってきた環境が、まるで違っているのは一目瞭然ですが、
実は背格好までも、トリス194cm、私152cmと、まぁなんとも凸凹の私たちです
日本語ゼロ環境での言語選択
私たち家族の言語環境ですが、トリちゃんは日本語は話せないので
私たち夫婦間のコミュニケーションは英語のみを使っていて、同じ敷地に住んでいる
トリちゃんのお父さんとお母さんとの会話も、もちろん英語になります。
なので必然的に、日本語が皆無な環境です
ここで私の出番です!!
息子にはできるだけ日本語を使っています
まず前提、私としては息子に、相手の話す日本語の理解と、
日本語での最低限の意思疎通
↑ここさえできたら、それはもう十分で!
なんなら日本語がわからなくなっても、それはそれだと思っています(^^)
つまり最終的に日本語は話せなかったら、
それはそれで全く問題なし!と思っています
日本語の習得が好きだったり、その必要性を感じた時には、本人が自分で探求していくだろうし
なので、日本語を教えてくれる学校などには行かせてないし、今後も今のところは、検討していないです
ただ!自分のルーツ(息子で言うと日本)のこと、日本の文化は知ってほしいという思いは根底にあり、生まれてから日本には、できるだけ連れて行くようにしていました
これまでだと日本には4回行ってるのと、行けば少なくとも3週間は滞在することもあり、
日本滞在中の私の両親(息子にとってはじぃじとばぁば)との交流、私の友人や私の両親の友人たちによる周りの日本の人々との交流から、毎度日本語をガッツリと吸収し、
日本食をガッツリ堪能して帰る!!!
この機会があったためか、息子は「日本」という存在に確実に興味を持っています🇯🇵✨
例えば
マミーが作るジャパンのランチが食べたい!と、私に日本食を要望してきたり、
日本の電車が大好きだったり、日本の要素がテレビ画面や歌の歌詞に出てきた時には
マミー!ジャパン、ジャパンとか
Is that Japanese…??(これって日本語??)
などと、興奮気味に伝えてきます
また、オーストラリアで子供向けアニメを見ている時に、それがイギリスのものだったり、カナダのものだったり、英語は英語でも他国の作品だったりすることは、よくあるのですが♪
息子本人もアメリカ出身のおばあちゃんを持つこともあり、以前その説明をしたからか、これはオーストラリアの??それともアメリカ?カナダ??などと聞いてきたりします
こんな感じなのですが、やはり現状はオーストラリア拠点の生活なので、
今のところ息子は完全に英語優位!私には、今はほぼ英語で話しかけてきています。
(これが面白いことに、日本からの帰国直後からしばらくは、英語6割、日本語4割、くらいの割合になるんですよね!✨)
恐るべき!言語のパワーと見えない境界線
息子が生まれてから3年ほどは
「自分は日本語のみで話しかけること」を、心掛けていました・・・
理由は、一人の人、例えばお母さんが日本語を使ったり、英語を使ったり、
複数の言語を使っていると、子供の脳が混乱してしまうとのことで
例えば、お父さんは英語、お母さんは日本語!と、子に話しかける言語は
完全に使い分けるのが良きと聞いたことがあり、確かに!!と思ったので
そのような方法をとっていたのです
しかし、それをしていると、周りに英語ネイティブしかいない私たちの生活の中では
非常に厄介で、息子と私の会話は誰にもわかってもらえない
話してる内容も周りも気になるもののわからない
特に一緒に暮らしている義理の両親などからすると、どんなことを説明しているのだろう??
と、多々疑問を感じさせてしまっていたと思います。
(実際に、Yuka、今なんて言ったの?と聞かれることもありました!)
さらにさらに!言語のパワーってすごくて、
同じ言語を話すところには、その世界観が生まれるんですよね。。。
なので私たちのこの状況下で言うと、息子と私だけの日本語の世界ができあがってしまうのです
もちろんそれがダメだ!ってわけではないし、
誰かに、やめてくれ!と言われたわけでもないのですが、、、
例えばクリスマスにみんなで集まった時なんかは
やはりその世界観があることに、私自身が違和感を感じまして
さらに息子が3歳くらいの時だったと思います、
息子自身が日本語と英語を使い分けるようになってきたのと、
これ、Japaneseでなんて言うの?
これ、Australianでなんて言うの?
(※Austalian=彼にとって英語という意味)
と確認してくるようになった様子をみて、
これからは、トリちゃん、息子、私この3人でいる時のみ日本語を使おう!
その他大勢がいる時は、息子にも英語を使って接することにしよう!と決めました。
公共の場で日本語を使わないことにした、その後
それからというもの、
さっき触れた息子と私だけの共通言語の世界観という隔てが無くなり、
周りともより近くなった感覚があります
(ただその代わりに、息子から日本語を発する機会が断然に減りました)
言語の力って、すごいですよね
結果私と息子の日本語でのコミュニケーションは減りましたが、
その代わり、夜寝る前に
日本語の本を読み聞かせる機会を増やしました!
また、その姿を見て感動してくれるトリちゃん
長男とは言え、3人兄弟の末っ子であった彼は、読み聞かせをしてもらった機会がなかったようで
本を一緒に読む私たちの姿を見て
「I’ll never interrupt you when you’re reading books with him.」
僕は君が本を読む時間を決して邪魔しないよ
「I love it when you do that.」
僕は君がそれ(日本語の本の読み聞かせ)をやっているのが大好きなんだ
などと、目に涙を浮かべながら言ってくれたことがあり・・・
こんな瞬間は、私ももらい涙…
そしてある日・・・
なんと!!!!!
トリちゃん自身が、息子と一緒に
本を読むということをし始めた!!!!!!!
これには私、感無量でした
なぜならトリちゃんは、元々そんなタイプの父ちゃんではなく、どっちかというと不器用ながら背中で男らしさを見せたり、実生活に紐づいた体験を教えたりするタイプだったので…
こういった文学的な方面のことを一緒に取り組んでくれたことは、本当に感激でした。
しかも、幼少期に父親が本を読んであげることは
母親が読むよりも子供の発育に効果絶大と、
以前読んだ本に書いてあったので
読んでくれる??と、息子が赤ちゃんの頃に
お願いしたこともありましたが、それは今まで一度も実現してこなかったことでした。
いやぁ、これにはとっても感激したので、
これまた記録に残しておこうと、思い立った私でした

↑
真剣にダディの朗読を聞く息子
質問もたくさん出てきていました
どんな少年になっていくのか
子供の可能性は底のない宝箱のようです!!!
毎日の変化が本当に楽しみです
※何せトリちゃんは上裸なので、(オージーあるあるですw)
ニコちゃんマークでお肉のたるみを隠す手法を施しました
それでは!
See you next time
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