英語が話せるようになる習慣とは?— 正しい文法で話すより大切なこと

英語との付き合い方

こんにちは、Yukaです☺︎
今日は、私が実際の海外生活を通して見つけた「英対話力を上げる習慣」についてお話しします。
(※英対話力は、私の発信するブログやYouTubeの動画で使っているワードで、英語を使ったコミュニケーション力という意味で使っていきます☺️)

最初は“take”の意味もわからなかった。

さて、気づけば私もオーストラリアでの暮らしは7年目。
アメリカの大学で過ごした日々を含めると、海外生活はもうすぐ10年目になります。
今や生活の中で当たり前のように使っている「英語」という言語ですが、アメリカの大学に飛び込んだ時、「話せる」や「理解できる」状態からは、ほど遠いところにいた私でした・・・😅

そして、私の英語力は、今だに決して満足いくものではありません。
(知れば知るほど本当に深い、英語の言語。。。)
とは言え、今はネイティブの中に溶け込みながら、問題なく働き、暮らすことができています。
しかし冒頭の通りで、最初からそうだったわけではありません。

実は、留学前の私は「本当にその英語力で大学に行こうとしてるの?大丈夫??」と、本気で心配されるほどの英対話力でした💦
文法も読解力もスピーキングも、自信があったとは言えない状態どころか、当時の私の1ヶ月坊主の留学日記には、「やべぇ、全然何言ってんのかわからん笑」と書いてある始末です(^_^;)

例えば留学前に行ったイギリス旅行で、「take」と言われた状況があったのですが、その意味が分からず、目の前のイギリス人を相手に、呆然と立ち尽くしたこともあります。(一瞬のことながら、めっちゃ焦った・・・)
また、どれだけゆっくり話してもらっても、一語も理解できないこともありました。その悔しさといったら😭“こんなにゆっくり話してくれても、何もわからないのか…”と自分の英語力のなさにガッカリしたこと、今でもはっきり覚えています。

しかし、そんな私でも今、英語を使って暮らし、英語を使ってローカルの人たちと仕事をし、パートナーと英語で夫婦喧嘩をしたりができています。

当時会話が成り立たなかった、イギリスで出会った知り合いと、数年越しに再開した時に話がはずむ感覚といったら…自己満足とは言えども、大変感動します。
当時好きでよく聞いていた洋楽が流れてきたときに、歌詞がわかる。あぁ、こんなことを歌っていたんだ・・・とわかるこの感覚、これもまた、感動します。以前の自分では想像もできなかったことが、少しずつ現実になっていきます。
正直、思うように言葉が出てこないことだってまだあるし、ネイティブの英語力にはほど遠いです。

→この英語上達の過程で感じる葛藤については、こちらの記事に詳しく書いています♪
「英語ネイティブまでの大きな壁」— 10年以上英語圏に住んでわかったこと

でも、英語を「自分のもの」として使えるようになってきた実感が、少しずつでも積み重なっているのは確かです✨

今英語という言語に向かっていて、伸び悩みを感じたり、先に詰まりそうになってる人が、もしこの記事を読んでくれていたら「大丈夫。最初は“take”もわからなかった私でも、ここまで来られたんだから。」そして、あなたもあなたのペースで、英語と仲良くなっていける!!!
と、英語を学んでいるみなさんに、伝えたいのです。

文法よりも大事な「文化への興味」

私がたどり着いた結論はこれです:

英語を話せるようになるには、文法よりも“文化を楽しむこと”が大事。

教科書で学ぶ英語も大切です。基礎って何事においても重要ですしね!ただ、文法が先に浮かんできてしまって、無意識にも「正しさ」を優先してしまうあまり、うまく言葉が出てこない…。そんなふうに苦戦してしまうのは、私たち日本人のあるあるだったりします。

そこで私からこれを読んでくれてる方にお伝えしたいのが、文化を楽しむことなのです。
文化に触れようとすることで、自然に英語が“生きた言葉”になっていきます

例えば、私が物心がついた頃には好んで自ら聴いていた洋楽。実は洋楽には、ジャンルごとの文化背景が詰まっています。

ラップなら黒人文化や社会的メッセージ、カントリーならアメリカ南部の暮らしや価値観がにじみ出ていて、英語を学びながらその文化ごと感じることができるんです。

特にパートナーが同級生で、同じ時代の曲を聴いて育ってきたこともあり、「懐かしい〜!」と盛り上がれることが、今でもたくさんあります。その瞬間は、私が心から幸せを感じるひと時のひとつです。

音楽を通じて、当時の空気感や懐かしさを共有できる。

そうやって感覚的な共通点を増やしていくことが、英会話の“通じ合う力”につながっているんだと思います。

英語の“勉強”や文法が苦手な人ほど「文化」に近づこう

オーストラリアで出会った、英語が苦手で英語をあまり必要としない生活を選んでいる日本人の多くの人は、洋楽や映画に、あまり触れてきていない印象があります。

もちろんそれ自体は悪いことじゃないのですが、共通するのは「英語が生活に根づいていない」ということ。反対に、自然と現地の人たちと仲良くなって英語を自分のものにしていく人たちは、音楽や映画を通じて「文化そのもの」に親しんでいる傾向があるように感じます。

これは一例ですが、日本人同士であれば多少年代が違くても、有名どころのアーティストの話題や楽曲の話、例えば宇多田ヒカルやSMAP、安室奈美恵などと聞いて、
たとえファンじゃなくても、アーティストの存在や歌は、ある程度知っていますよね?

例えば日本に来ている海外からの留学生が、これらの歌を知っていて、一緒に聴いて楽しめる存在だったら??

全く日本の歌やアーティストを知らない。という場合よりも、なんとなく仲良くなれそうというか、理解し合えそう、親近感が湧く感覚がありませんか?

それが文化理解から来るつながり感だと思うのです。

今日からできる、英語を話せるようになる習慣

まずは、こんなところから始めてみてください✨:

  • NetflixやHuluなどで、英語字幕付きの海外ドラマや映画を観る
  • YouTubeで「US Top 40 songs」や「Top Songs of the Week」などを検索して聴く
  • 好きな俳優・アーティストを見つけて、彼らの言葉や世界観に触れてみる

音楽だったら、聞き流しているうちに、

この曲いいな⇒このアーティスト好き✨が出てくると思います。

無理に「英語を勉強しよう」と力まず、
“この曲好きだな”とか、“このシーンのこの人の言い回し好き!…”といった具合に、
いいな!と思ってそれを探究していく気持ちが、英語習得の原動力になります。

まとめ

“英語を話せるようになるには、共鳴すること”

英会話は「正しく話す」ことよりも、「一緒に感じる」こと、
文法が苦手でも、文化に触れて、その空気を一緒に楽しめるようになると、自然と会話がつながっていきます。

冒頭の通りで、私も最初は全然話せませんでした。
でも、音楽や映画を通して、その国の価値観やテンポに体ごとなじんでいったことで、言葉も少しずつ私のものになっていきました。

英語を話せるようになる=正しく話すことじゃない。

文化に触れて、相手と気持ちを通わせながら、
自分の言葉で伝えることを楽しんでいけたら、それが一番。

まずはあなたの「伝えたい」とか「わかってほしい」という気持ちが、一番大切です✨


また次の記事でお会いしましょう!

Yuka

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