こんにちは!オーストラリアに住み始めて8年目、今はオージーのパートナー・トリちゃんと、フードトラックの準備を進めています、Yukaです![]()
![]()
3年前、当時住んでいたお気に入りの家から退去せざるを得なくなるというハプニングがありました。
その後トリちゃんのご両親の家に引っ越すことになり、それから現在まで、田舎の地域で暮らし始めて約3年になります。実は引っ越してきた当初の私は、何度も心の中で叫んでいました。
「こんな暮らし、嫌だ…!!」
日本から出てきて、両親とも離れて生活する中、なぜこんな田舎で、何もない場所で暮らしているんだろう…(引越し当時、息子は2歳になったばかり)子育ても、どうしたらいいの?
と。。。トリちゃんに大泣きしながら訴えたこともありました![]()
“You’re so lucky, you know that? You have everything here, your parents, your friends, your whole life. But me? My family and all my close friends are in Japan. I can only see them if I go back there! And this language, English, it’s not even my first language! You have no idea how hard this is for me!”
「いいよね、あなたは!お父さんもお母さんも近くにいて、友達もいて。私は私の家族も友達も、みんな日本にいるの!!日本に帰らないと会えないんだから!この英語だって、あなたにとっては当たり前かもしれないけど、私にとっては母国語じゃないんだから!どれだけ大変か、わかってよね」
⇧当時のリアルな私のセリフです。笑
こういったヴワァーーッと押し寄せる負の感情が、定期的にやってきてたんですよね。その度に、上記のようなセリフを叫びながら、大泣きしてトリちゃんにぶちまけていました。。。
この瞬間こそが、前の動画でもシェアさせてもらったOverwhelmの状態ですね![]()
![]()
そんな私も、今では同じ家族と同じ環境で「好きでここに住んでいる」「自分の意思でここに暮らしている」と胸を張って言えます![]()
![]()
今日はその変化のきっかけを、皆さんと分かち合えたらなと思います✨
「頑張りすぎた自分」との再会
気づけば「好きでここに住んでいる」と胸を張って言えるようになっていました。それに気づけたきっかけは、体が教えてくれたサインでした。
「私が家族の収入の柱になるんだ!」と張り切って働いていたある日、仕事中に首の筋を痛めて、思うように動けなくなってしまったのです。当時トリちゃんは腰痛でメカニックの仕事をお休みしていたので、稼ぎ頭は私でした。なので、正直ちょっと焦りました。やばい、これで私が動けなくなったらまずいぞ、頼むよ私の体、、、そんな感じでした。
人生初のカイロプラクティックと鍼を経験しながら、ようやく気づきました。
私が家族を支えるぞ!と意気込むのはいいけど、あまりにも極端だったなと![]()
もっと体を労わろうと決意した良いきっかけとなりました。
これを機に、朝のルーティンを始めたのです![]()
![]()
☀️朝起きたら…
・ベッドの中でそのまま瞑想
・軽いストレッチと筋トレ
・お散歩
※ちなみにどれも、数秒だけやるでOK!
ADHD気質の私にとっては、どれも「ハードルを低く」が鉄則です![]()
できない日があってもいい、続けることを目標にしない。そんな軽やかな気持ちで始めてみました。
同じ景色なのに、まるで別世界
そして驚いたのは・・・
朝のお散歩が、想像以上に気持ちよかったこと。見慣れた道がまるで別の世界みたいに見えました。思わず「わぁ、きれい!」と、声が出てしまうほどです。
そして歩きながらふと思い出しました。そういえば、あの頃の私は、この環境を受け入れられなくて嫌がっていたよなって。その瞬間に、心の奥で “あぁ、私変わったんだ”って分かったんですよね。
決めれば、道は自然と見えてくる
今、私はこの自然豊かな地で、フードトラックを出して日本の味を届けるんだと、そこに向かって進んでいます。そしてその先には、“ことばと食で文化をつなぐ”という自分らしい道も見え始めています。
それは、あの頃「こんな暮らし嫌だ!」と泣いていた私には、想像もできなかった未来です。
もともと夫婦仲は良かったのですが、この方向性を2人で決めてからは、ケンカや討論がほとんどなくなりました。(信じられないけれど、本当にそうなんです!)。今では2人でフードトラックのことや、その先のビジョンについて、「あーだこーだ」話している時間が、何よりも楽しい
今では、お互いが同じ未来を見ている感覚があるんです。
同じ場所、同じ環境でも、心が変われば景色はこんなにも違うんだなと…
朝の散歩をしながら、しみじみそう感じたのです![]()
まとめ
当時も、“頭では”「ありがたい」とか、「私には家族がいるじゃないか」とか、自分の状況に感謝しているつもりでした。でも今思えば、それは “そう思おうとしていただけ”で、心の奥では本当にはそう感じられていなかったんだろうな…と思います。
この、ありがたいと思いたい自分 と、本心では嫌だと感じている自分。
その乖離や矛盾に、私はずっと葛藤し、フラストレーションを感じていたのだと思います。
今はその分断が “統合” されたことで、内側から湧き上がるような幸福感に包まれ、今あるものに心から感謝できるようになりました。
あの頃は、今住んでいる小さな家が本当に嫌で、「なんでこんなところに住まなきゃいけないの…」と感じていた私が、今では「なんて素敵な家なんだろう」と思えるようになりました。
この家での時間を一秒でも長く味わいたくて、「早く起きよう」と思えるほどの変化です。
もしかしたら、今まさに「こんな暮らし嫌だ」と感じている人もいるかもしれません。
でもその気づきこそが、次のステージへ進むサインなのかもしれません。
あの頃の私がそうだったように、“嫌だ”の先には、きっと新しい“豊かさ”が待っています。
あなたはその先を、どんな未来へつなげていきたいですか?![]()

↑2日目のお散歩の時に、すごくいい気持ちで撮った写真です。
このvibesが少しでも見てくれた人に伝わったら嬉しいなぁ

それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪
Have a lovely day![]()



コメント